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「YouTuberが成しえなかった場所に行ってやろう」成長し続けるフィッシャーズの”野望”とは?【前編】

INTERVIEW

チャンネル登録者数260万人を超える超人気集団、フィッシャーズ。スポーツマンからダンサー、歌い手、クリエイター、そして社会人まで、それぞれの個性が光る仲良し7人(シルクロード/マサイ/ンダホ/ぺけたん/モトキ/ダーマ/ザカオ)で構成される彼らは、先日行われたイベント『う祭 ~UUUM CARNIVAL~ 2017春』でもステージに登場した瞬間に大きな歓声が沸き起こった、今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの“やんちゃ系” YouTube軍団です。

今回はメンバーの中から、シルクロード(以下シルク)、マサイ、ンダホ、モトキ、ぺけたん、の5人に集まっていただき、フィッシャーズはもちろん個人としての展望や野望を熱く語ってもらうことに。インタビューでは、先日最新動画がアップされたばかりの“南米・アマゾン旅行”の裏話など、動画内では語られなかったハプニングについても大公開しちゃいますよ!


フィッシャーズ結成のきっかけは「最近バカが足りてないな」と思って

―YouTubeに動画を投稿し始めたきっかけは?

ンダホ:最初から「YouTuberになりたい!」っていうわけではなかったよね。

シルク:もともとYouTubeに僕らの「中学卒業の思い出」みたいな動画を載せたのが最初のきっかけです。マサイくんが勝手に上げたんですけど(笑)。高校の頃はあんまり動画を撮ってなくて、このメンバーで集まってすらもいなかったんです。高校卒業手前くらいに、みんなが進学するってタイミングで「もう1回集まろうか!」って言って動画を撮り始めたのが今も続いてる、っていう感じです。最初は企画とかもなく“青春”っていうか、タイムカプセルを埋めたり“思い出づくり”って感じでした。

―卒業前に「集まろう」となったきっかけは?

シルク:全員がなんとなく「なんか最近“バカ”が足りないな~」って思っていて。普通に高校の友達と遊んでいるのも楽しかったんですけど、なんだか刺激が足りなくなっちゃった時期があって。そこで刺激を求めるためにまたみんな集まって、再集結して動画を撮りだして「面白いな!」って思ったのが今でも続いている感じです。

ンダホ:高校生活の反動でね、「バカ足りてない!」って。

―前回開催の『う祭』でランウェイステージに立たれていましたが、観客の反応はどうでしたか

ンダホ:シンプルに「何か事件でもあったのか?」って(笑)

シルク:最初に『U-FES.』に出たときは拍手もまばらで……。まぁ「ワーッ!」とはならないよね、とは思っていたんですけど「少なっ!」て。

ンダホ:あんなに広い会場だったけど、手叩いてる人たち見えたもんね。

シルク:悔しい気持ちとはちょっと違うんですけど、「僕らのこと知らない人、こんなにいるんだな」って思って。これをきっかけにいろんな人に知ってもらえたら嬉しいなとは思いつつも、その後もいつも通り動画を撮って過ごしていて。そしたら、急に次の『U-FES.』あたりでステージに出たら「キャー!」ってなって、『う祭』でも同じように歓声を浴びて、「なんでこんなに変わったんだろ?」って思いました。特に、最初の『U-FES.』をきっかけに“何かを変えよう”と思って取り組んだわけじゃなく、通常通りやってたんですけど。

ンダホ:僕らが変わったというより、周りが変わったというか、時代の流れ?(笑)

―ぺけたんさん、ンダホさんはドラマ『彗星』に出演されていました。演技は初の経験とのことでしたが、いかがでしたか?

ぺけたん:もちろん戸惑いました。普段は台本もなく即興で動画を撮っているんですけど、ドラマは“決められたものを自分なりにどう表現するか”っていうものだったので。演技は楽しくもあったんですけど、難しくもありました。でも、これをきっかけに演技にも興味が出てきて、演技指導の授業を受けさせていただくことになりました。機会があれば、またぜひやらせていただきたいです。趣味というか“遊び道具”が1つ増えた! みたいな気持ちです。

―それぞれキャラクターは違和感なく演じられましたか?

ぺけたん:はい、割と自分に近いものを持つキャラクターをチョイスしていただいたので。自分も中学の頃から目立たなくて、いじめられるタイプの人間だったんですが、『彗星』の主人公も同じような境遇にあって、それに打ち勝っていく……っていう人物だったので、自分の人生そのままっていうか。初めてだったので演技の技術や能力とかは無かったんですけど、意外とありのままの自分で演じられたので、周りの人からも「良かったんじゃない?」って言ってもらえました。

シルク:ンダホもドラマのキャラクターそのままだからな。よくいじめてたろ?

ンダホ:違うよ!(笑)。でも、ぺけたんは本当にキャラクターの“弱さ”がよく出せてたと思う。

ぺけたん:(撮影中に)本当に口ごもっちゃったりして。意外とそのままの自分でいられました。

―お互いの撮影中の様子はどうでしたか?

ンダホ:(演技の)スイッチは違いましたね、動画の時とは。

ぺけたん:動画の時は“楽しむ”っていう感じなんですけど、ドラマの撮影は楽しむっていうよりは……。

ンダホ:「やらなきゃ!」って感じだよね。あのときはみんな真面目だったね。

―ンダホさんは、普段とは真逆な性格のキャラクターとのことでしたが。

ンダホ:そうなんすよ!

シルク:いや、一緒ですよ! こいつ一緒です!

ンダホ:違うよ! 人殴ったことないよ!(ボイスレコーダーで)録ってんだから、これ!

ぺけたん:彼もやっぱり(演技の)スイッチはありましたね。

ンダホ:そうなんですよ。前にシルクくんが映画に出演して、その現場を一度見に行く機会があって、「演技ってこんな風なんだな」って思った後だったので。役名は“ンダホ”なんですけど、自分とは真逆のキャラクターだったので、難しいのもあったんですけど逆に楽しんでやれたかなって。

マサイ:「こんなンダホ見たことねぇな」と思いつつ、「あ、こういうこともできるんだな」って思わされた作品ですね。僕も楽しんで観られました。

―ぺけたんさんは劇中で歌唱も担当されていましたが、楽曲の第一印象は?

ぺけたん:最初に音源を聴いたときに「これを歌わせてもらえるんだ」って衝撃を受けて、すごくワクワクしました。担当した曲が「彗星」と「ツバサ」の2曲なんですけど、「彗星」の方に関しては自分流にというか、メロディも自分で考えて変えたり、アレンジを加えたりもして。すごく満足のいく作品になったんじゃないかなと。

ンダホ:『U-FES.』でドラマの映像が流れたときも、客席から「ワーッ!」て声が上がって、「やった!」って思いました。けっこう直前までドキドキしてたもんね。ミュージックビデオも初めて撮ったんですけど、あれ実際は弾かないんですね。ファンから「楽器できるんですね」みたいな反応があっても「弾いてなかったんだよな……」って。本当に弾けてる感覚には陥ったけど。

ぺけたん:陶酔というか、その中に入り込んでたからね。そこも含めての演技というか。いい経験になりました。

今後はメンバー各々が興味を持っていることを伸ばしていけたら

―フィッシャーズというグループとして、今後どのような活動を行っていきたいですか?

シルク:ぺけの演技の話もそうですけど、それぞれのメンバーが各々興味を持っていることを伸ばしていけたらなって。YouTuberっていうのがどこまでやれるかわからないので、限界のラインを引き上げていけたらいいなって思います。演技とか音楽とかスポーツとか、メンバーがそれぞれ持っているものを伸ばしていって、それが動画に反映されればいいなと。

―では、それぞれ個人の目標を教えてください

モトキ:YouTubeを通して色々なことに興味が出てきたので、技術を伸ばしていくことを考えながら様々なことにトライしていくことが目標です。もとから興味があるのはゲームなんですけど、ただゲームをプレイするのか、プレイしている様子をみんなに動画などで届けるのか、自分がゲームの制作をするのかなど、これから少しずつ考えて極めていきたいです。学生時代からゲームを作っていたんですが、なんとか時間を確保して、ゆくゆくは制作にも挑戦したいです。

シルク:僕は「〇〇を伸ばそう」とかじゃなくて、「全部できれば良くね?」っていう人間なので、新しく取り組むものはすべてレベルを高めて、生半可な人たちにやられないようにしたいっていう目標があります(笑)。動画の編集とかもPCを全く使えない状態からやってみて、できるようになったという経験があるので、“やればできる”っていう自信はあって。これからいろんなところに出ていって、いろんな可能性を広げて、今までYouTuberが成しえなかった場所に僕が行ってやろうかなって。

学校では心理学を学んでいたこともあって、心理がわかれば動画の編集とかにもつながるというか、「どういうところが視聴者は気持ちよく観れるのかな?」と考えたりもしています。トークを勉強したのでお笑いの研究にも興味があったり、興味の対象が多すぎて1番がわからないっていう感じ。「なんでもイケます」っていうマルチな人間になりたいですけど、今はまだ力不足なので、まずは力を強めていきたいなって思います。

ンダホ:動画を毎日がんばるのは大前提として、個人的には歌を始めたのでそれを頑張りたいなって。7月には新しい曲を出せたらなと思って動いています。学生時代からずっとやりたかったことなので、今の環境をいい意味で活用して、やりたいことを全部やっていけたらなと。最近はTシャツや髪型に凝ったりもしていて、もっともっと自分を出して、“自分の味”っていうのを磨いていけたらなとも思います。あと、僕は運動が苦手な方だったんですが、運動が苦手な子がフィッシャーズのアスレチックの動画を見て、体を動かすことに興味を持って、外に出るきっかけになってくれれば嬉しいなっていう目標もあったりします。

マサイ:もともと自分は人と関わるのが苦手な人間で、「興味を持つ」っていうことにすらも興味がないっていう(笑)。でも2016年の後半から考えを変えてみようと思って、とりあえず自分の好きじゃないことにも興味を持ってみよう、と。とりあえずいろんなことに興味を持ってみるのが目標かな。これは周りに影響されたというのもありますね、他のメンバーが強すぎるので(笑)。

ぺけたん:自分は昔から音楽を続けていて、歌うことも聴くことも演奏することも、作曲にも興味があります。ただ、音楽だけでなくて、他のことにも1つずつ強くなっていかなければいけないのかなって思い始めていて。仲間たちと一緒にやってるスポーツとかアスレチックも、始めた当初よりはかなり動けるようになってきているので、自分が必要だなって思ったものをちゃんと1つずつ吸収していって自分のものにできたらなと。

音楽が好きという気持ちはあるけれど、音楽をやるうえで足りないものを他のところで吸収してきて、また戻ってくる……というのを続けていけたらと思ってます。メンバーは個人個人で尊敬し合ってる部分が大きいので、他のメンバーと影響し合って互いを高めていけたら嬉しいです。


ここで話題は“南米・アマゾン旅行”へ……。シルク、ンダホ、モトキが壮絶な現地のエピソードを振り返る!?

―アマゾン行きのメンバーが決まった経緯は?

シルク:単純に、身体が強いからっていう理由です。選抜メンバーとして重要なのが、まずメンタルとフィジカルが強いことの2つなんですけど、他のメンバーは「怖いから行けない」ってなっちゃって。

ンダホ:けっこう脅しから入ったもんね、「アマゾンはヤベー」って。

シルク:本当、蚊に刺されただけでも大変なことになる可能性があるし、「暑くて熱中症にもなっちゃうから大変だよ!」とか、「毒を持ってる生き物とかいるから大変だぜ」みたいなことをいろいろ話して、「それでも行く」ってなったのがこの3人だったんです。

―日本からアマゾンまでのルートは?

シルク:まず成田からアトランタ、エクアドルのキト、コカに行って、そこからボートで2~3時間かけてロッジに着いて、アマゾン到着です。乗り換えとかも含めて20時間、約1日かかりました。ちょうど24時間くらいなので時差ボケがあんまりなくて良かったです。移動中も動画を編集したりできたので有意義に時間を使えたかなと。

―アマゾン行きが決まった、そのときのお気持ちは?

シルク:不安はすごくありました。「よっしゃ!」って思うのと同時に「ちょっと家族に挨拶しとこう」みたいな(笑)。ンダホは最初、ふたつ返事で「行くよー」って言ってたんですけど、会議をして話を詰めていったら「ちょっと考える」って泣きだして(笑)。でも考えた結果「行くよ」って言ってくれて、モトキも「じゃあ俺も行く」ってなったんですけど。そもそも俺が行きたいって言いだした話だから、2人に何かあったら俺の責任になってしまうなって部分も心配だったんですけど、2人とも自分の意志で承諾してくれました。

―現地で特に不安だったことは何ですか?

シルク:やっぱり病気だったり体調だったりが一番というところと、あとは進入禁止のところに入ってしまうと原住民に矢で攻撃されるって聞いて。これがけっこう本当の話らしくて。

ンダホ:死体も拾いに行けないくらい危険だって言われたんですよ。

―そんな危険を承知の上で、それでもアマゾンに行きたいと思った理由は?

シルク:子どもの頃から色々なものに興味がわくタイプで、昆虫とか動物図鑑とかをずっと持っていて。その頃、テレビ番組で芸能人が無人島生活をする番組を観ていたこともあって、アマゾンっていうと男のロマンといいますか、一度はあそこに行ってジャングルとか熱帯雨林を見てみたいなって。今回は夏休み手前のちょうどいい機会だったので、挑戦してみようかなと。

―最終的にアマゾン行きが実現した経緯は?

シルク:もともといろんな人に「アマゾンに行きたい」とは伝えていたのですが、今回こうした機会を設けていただいて、実現しました。危ないしお金もかかるところなんで、後ろからいろんな人にサポートしてもらってました。誰に行けと言われたわけではなく、「行きたいんでサポートしてください」って形で行った感じです。

―3人から「アマゾンに行く」と聞かされた時のお気持ちは?

マサイ:まず「行ってらっしゃい」って気持ちで。

ンダホ:今まで送り出すときとか来てくれたことないのに、あの日だけはちゃんと全員いたもんね。

マサイ:いや、本当にメンバー失うとか嫌ですから!(笑)。事前にちゃんと挨拶もして、「マジで行くのか」っていう話とかして……。

シルク:って言ってる中、出発する前にンダホがパスポートを失くすっていう事件があって。

ンダホ:そうなんですよ。当日、出発の2時間前にパスポートがないことに気づいて、出発5分前まで探しました。「あ、死んだな」と思って。

シルク:はえーよ! 行く前から! 空港に着いたときに汗だくだったから「え、日本でスコール?」って思ったよ(笑)。

ンダホ:ほんとヤバかった、あれは。大ピンチでした。

マサイ:アマゾンに行く前に謎の心配をさせられました(笑)。

期待と不安が入り混じるアマゾン旅行、果たして無事たどり着けたのか……!? 後編では、現地での裏話をたっぷり語ってもらいました! 動画にはできなかったヤバすぎる危険な体験談とは!?

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